本堂参詣「共命の鳥のお話」
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一つの体に頭が二つある「共命の鳥」という鳥がいました。
仲良く暮らしていましたが体は一つしかなく、思い通りにいかないことも…。
お互いに邪魔くさく感じるようになり、やがて憎みあい争うようになります。
遂には「片方さえ亡きものにすれば、この体を意のままにできる」と考えるようになり、食べ物に毒を混ぜ片方に食べさせました。
食べた方はもちろん死にましたが、食べさせた方も体が一つですから、死んでしまいました。
「考え方や生き方が違っていても、そのいのちはつながっているんだよ」というお話。
いのちのつながりや、思いやりの心を伝えてくれるお話です。